
犬は食肉目イヌ科に分類されますが、雑食的な食性を持ち、肉だけでなく骨や植物も摂取します。そのため、犬には肉食動物とは異なる栄養・行動・身体的特徴が見られます。詳しくみていきましょう。
まずはじめに、犬のように肉食科に属する動物が必ずしも肉食とは限りません。狼、コヨーテ、ジャイアントパンダなど、雑食的な食性が見られることがあります。
犬がもっていそうな、植物でも動物でも食べ物は何でも食べたい!という自然な欲求のイメージを表わすには、「食べられるものは何でも食べる雑食動物」という言葉がピッタリかもしれません。
子犬は生後1年間、ワクチン接種のために複数回の通院が必要になる場合があります。成犬は一般的に年に1回の検診が効果的ですが、高齢犬や特別なケアが必要な犬は、より頻繁な検診が必要になる場合があります。
猫は真性肉食動物で、動物性のタンパク質から特定の栄養素(タウリン、アラキドン酸、ナイアシン、ピリドキシン、ビタミンAなど)を摂取する必要があります。これらの栄養素は植物性の食材からはほとんど摂取できません。そのため、猫は肉を主食とする必要があります。
一方、犬などの雑食動物は、これらの栄養素を植物性の食材からも摂取できるか、体内で合成することができます。例えば、犬はアラキドン酸を植物油から合成することができます。
このほかにも、雑食動物と肉食動物を分ける栄養・行動・身体的要因があります。
犬は食肉目に分類されるから肉食動物だと誤った判断をする人がいます。けれども、犬の身体構造や行動、食の嗜好性を注意深く観察すると、実際には犬は雑食性で、動物性食品と植物性食品の両方を食べて健康でいられることがわかるでしょう。
カレン・ルイス博士は、セントルイス近郊で動物にとってストレスの少ない動物病院を経営しています。犬や猫が最高の生活を送れるようサポートする傍ら、ブログ「VetChick.com」を運営し、受賞歴のある自然写真家としても活躍しています。
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