猫のダイエットを運動でサポート

猫のダイエットのために運動を増やすといっても、ほとんどの猫は室内飼育で運動量を増やすことは難しいことが多いです。しかし、普段の生活の延長として運動を取り入れることは可能です。それが遊びです。ただし猫が楽しめることが重要です。おすすめは、猫の習性を生かした遊びです。

例えば、猫は動く対象物に興味を示し追いかけることが好きな動物です。この狩猟本能を生かした遊びが、レーザーポインターで光る対象物を追いかけさせることです。動きのあるおもちゃも効果的です。この狩猟本能を満たしてあげることで、「ドーパミン(楽しい・快い)」や「エンドルフィン(高揚・幸福感)」が猫の脳内で分泌されます。これが、運動の継続性につながり効果的です。

また、猫は登ったり、ジャンプしたりすることが好きなのでキャットツリーやキャットタワーを導入するのも良いです。上下運動や家の中を動き回ることで運動量が増えます。

ここで挙げたものは一例にすぎません。他にも、猫の優れた聴覚や嗅覚を刺激するような遊びも効果的です。取り入れやすい遊びは何か、お住まいの環境、猫の性格など考慮して検討してみてください。

しかし、どうしても運動量を増やすことが難しい場合は、猫向けのダイエットフードを使用するなど食事を見直すことから始めてみましょう。

猫のダイエットフードを活用

前述したように、猫向けのダイエットフードを活用するなど食事の見直しはとても重要です。では、どのような点に考慮してダイエットフードを選んだらいいのかについて紹介します。

猫のダイエットフードを選ぶポイント

猫のダイエットフードを選ぶ上で必要な3つのポイントをまとめます。

低カロリー&栄養バランス

ダイエットというとカロリーが低いダイエットフードに目がいってしまいます。ですが、日々の栄養は最低限必要なので、たんぱく質・食物繊維・ある程度の脂質のバランスのいいダイエットフードを選びましょう。

ライフステージに合わせる

2つ目は猫のライフステージに合わせることです。猫の成長に合わせて必要なカロリーや栄養素バランスは異なります。飼い猫のライフステージではどれくらいのカロリーや栄養が最低限必要かを確認しましょう。

穀物控えめ(食物繊維が多すぎない)

食物繊維が豊富なものは満腹感も得られるというダイエットにおいて良い側面があります。しかし、食物繊維が多すぎるとたんぱく質など肝心な栄養の吸収が妨げられてしまいます。ダイエット中であっても猫の栄養ニーズを考慮することは重要なことです。穀物を控え、食物繊維を摂取し過ぎないようにしましょう。

猫のダイエットフードの量

猫のダイエットでダイエットフードを与える場合、その量は猫のライフステージや体格によっても異なります。ダイエットフードにはカロリーが記載されているので与えている量と照らし合わせて、猫にとって適正給与量なのかチェックしてみてください。

猫のダイエットフードへの切り替え方

最初はいつものフードの量を変えずに少量のダイエットフードを加えます。その後、徐々にダイエットフードの量を増やし、いつものフードの量を少しずつ減らしていくのがいいでしょう。
猫は変化を嫌う場合が多いので急に量を減らしたり、フードを変えることはせず慎重に切り替えることをおすすめします。

猫のダイエットフードはライフステージを考慮することが重要

成猫のダイエットの場合、子猫に比べて運動量が減るので筋肉は維持しつつカロリーを抑えることが重要なため高たんぱく質なダイエットフードを選びましょう。シニアの場合は慢性腎臓病も視野に入れるべきなので、たんぱく質は多すぎずたんぱく質・脂質・カロリーが適度に調整されたダイエットフードがいいでしょう。

猫におすすめのヒルズダイエットフード

特におすすめなのが『ヒルズ サイエンス・ダイエット 減量サポート 1歳以上の成猫・高齢猫用 チキン』です。カロリーを抑えながら高タンパクで無添加なのがうれしいポイント。猫にとっておいしく、無理のないダイエットをサポートする心強いダイエットフードです。また、健康な代謝のために高品質な食材を組み合わせているので安心です。

ヒルズ サイエンス・ダイエット 減量サポート 1歳以上の成猫・高齢猫用 チキン

猫のダイエットの時、おやつはどうする?

肥満は気になるけど、おやつは愛猫にとっても嬉しいことですし、飼い主とのコミュニケーションとしても必要ですよね。人間のダイエットでは、おやつは“NG”とされることが多いですが、猫の場合はカロリーが控えめなものを選んで与えましょう。ストレスをかけてしまうと、飼い主との関係も悪くなりかねません。コミュニケーションの一つとしておやつはNGにせず、選んで与えましょう。

猫のダイエットでNGな行為とは

絶食、過度な運動です。急激にご飯の量も減らすこともNGです。これらはストレスを引き起こします。猫はダイエットすることを理解していないので、いつもの量のご飯が突然食べられなくなると、ストレスはもちろん、飼い主への不信感にもつながります。特に絶食は禁物。3日絶食すると脂肪肝のリスクも高まると言われています。過度の運動も足腰に負担がかかることで、関節を痛めてしまう恐れがあるので要注意です。猫の栄養バランスを考え、ご飯のカロリーを管理して適度な運動を心がけましょう!

 

ヒルズ作家 永尾まや ヒルズ作家 永尾まや
執筆: カレン・ルイス博士

カレン・ルイス博士は、セントルイス近郊で動物にとってストレスの少ない動物病院を経営しています。犬や猫が最高の生活を送れるようサポートする傍ら、ブログ「VetChick.com」を運営し、受賞歴のある自然写真家としても活躍しています。